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2027年の天赦日はいつ?2月28日から12月11日まで全6日、一粒万倍日と重なる3日と凶日、干支と季節の法則など5つのポイント

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来年の手帳やカレンダーを買うと、まず縁起のいい日に印をつけたくなりますよね。X(旧Twitter)でも、来年の手帳に天赦日と不成就日を書き込むという投稿(Xの投稿)や、2027年の手帳を見て「来年は土日に天赦日が多い」と気づいたという投稿が見られました(Xの投稿)。天赦日(てんしゃにち)は暦の上で最上の吉日とされる日で、年に数回しかありません。

この記事では、2027年(令和9年)の天赦日を順に紹介します。日付を並べるだけでなく、なぜその日になるのかを国立天文台の二十四節気の日付から実際に確かめ、重なるほかの暦注や、予定の立て方もあわせてお伝えします。なお、天赦日は昔から暦に書き添えられてきた注記で、何かが起きることを約束するものではありません。予定を考えるときの参考として読んでみてくださいね。

2027年の天赦日は全部で6日

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まずは日付からです。主な暦サイトでも、2027年の天赦日は同じ6日とされています。曜日や六曜、ほかの暦注との重なりまで見ておくと、予定に組み込みやすくなります。

全6日の日付と曜日、六曜と一粒万倍日

吉日和の2027年の一覧によると、2027年の天赦日は2月28日(日)、4月29日(木)、5月15日(土)、7月14日(水)、9月26日(日)、12月11日(土)の全6日です。TSUKIYOMI、空こよみ、福カレンダー、暦注下段ナビの一覧も同じ6日でした。月で見ると、2月・4月・5月・7月・9月・12月に1日ずつあり、1月・3月・6月・8月・10月・11月には天赦日がありません。

曜日を見ると、6日のうち4日が土曜日か日曜日です。2月28日と9月26日が日曜日、5月15日と12月11日が土曜日にあたります。残る2日のうち、4月29日は木曜日ですが、福カレンダーの記事にもあるとおり昭和の日で祝日です。平日にあたるのは7月14日(水)だけなので、仕事がある方でも予定を合わせやすい年回りだといえそうです。

曜日と祝日は、国立天文台の令和9年暦要項でも確かめられます。暦要項の「国民の祝日」に4月29日の昭和の日が載っていて、日曜表では2月28日と9月26日が日曜日です。5月16日と12月12日も日曜日なので、その前日の5月15日と12月11日は土曜日にあたります。

六曜は、吉日和と空こよみによると、2月28日が仏滅、4月29日と5月15日が先勝、7月14日が仏滅、9月26日が先負、12月11日が赤口です。空こよみは、2027年は天赦日が大安に当たる日がない、とも書いていました。比較のために空こよみの2026年の表を見ると、2026年の天赦日も6日で、3月5日と7月19日は大安と重なっていました。「天赦日で大安」を探している方は、2027年にはその組み合わせがないことを先に知っておくと、日付選びで迷わずに済みます。

六曜には、時間帯で吉凶が分かれるものもあります。国立国会図書館の「日本の暦」が一般的な解釈として載せている表では、先勝は「急ぐことは吉。午前は吉、午後は凶」、先負は「午前は凶、午後は吉」、赤口は「正午は吉、朝夕は凶」です。この表に当てはめると、4月29日と5月15日は午前、9月26日は午後、12月11日は正午ごろが良い時間帯ということになります。仏滅は「万事凶」とされ、葬式や法事は構わないと書かれていました。ただし同じ資料は、六曜の意味の解釈は様々で、どれが正しいという基準はないとも断っています。

天赦日と並んでよく話題になるのが、一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)です。TSUKIYOMIと空こよみによると、2027年の一粒万倍日は60日あり、そのうち天赦日と重なるのは7月14日(水)、9月26日(日)、12月11日(土)の3日でした。福カレンダーは、前年の2026年より1日少ないと書いています。空こよみの2026年の表では、天赦日と一粒万倍日が重なった日は3月5日・7月19日・10月1日・12月16日の4日でした。Xにも、来年は天赦日と一粒万倍日が水曜日に重なるのは7月しかない、という投稿がありました(Xの投稿)。

寅の日や凶日との重なりと暦注の意味

重なるのは一粒万倍日だけではありません。吉日和の一覧では、2月28日と4月29日は寅の日とも重なっています。寅の日は12日ごとにめぐる日なので、天赦日と同じ日になるのは年によって違います。2027年の春の天赦日はどちらも日の干支が戊寅(つちのえとら)なので、寅の日と重なるのは計算の上でも当然の結果です。

一方で、吉日和と暦注下段ナビによると、7月14日は三隣亡(さんりんぼう)と受死日(じゅしにち)、9月26日は不成就日(ふじょうじゅび)とも重なっています。国立国会図書館の「日本の暦」では、受死日は黒日(くろび)ともいい、暦面に黒点で示される大凶日だと説明されていました。福カレンダーは、凶日がひとつも重ならない天赦日は2月28日・4月29日・5月15日・12月11日の4日だと整理しています。暦注下段ナビの一覧では、12月11日には天恩日(てんおんにち)も重なっていました。

国立国会図書館の「日本の暦」によると、一粒万倍日や三隣亡も、干支の組み合わせなどで日々の吉凶を判断する「選日(せんじつ)」の一種です。同じ資料は、こうした選日の多くは現在ではあまり使われなくなっているとも書いていました。

それぞれの暦注の意味も、国立国会図書館の「日本の暦」で確かめておきましょう。一粒万倍日は、ひと粒のモミが万倍にも実る稲穂になるというめでたい日で、仕事始めや開店、種まき、出金などは吉とされる一方、増える意味があるため借金や借り物は凶とされています。三隣亡は大凶の日で建築関係の仕事を忌む日、不成就日はその名のとおり万事不成就の日で、事を起こすには良くない日と説明されていました。三隣亡は節月ごとに決まった十二支の日で、7月7日の小暑から始まる節月では午の日にあたります。7月14日は甲午の日なので、計算の上でも三隣亡と重なることが確かめられます。どの暦注を気にするかは人それぞれなので、日付を選ぶときは同じ日に何が書かれているかまで見ておくと安心です。

暦注下段ナビの一覧には、ほかの暦注も並んでいます。7月14日には母倉日や月徳日、神吉日といった吉日も重なり、4月29日には血忌日と復日が書かれていました。同じ日に吉日と凶日の両方が載ることも多いので、一覧を見るときは、自分が気にする暦注だけを拾っていくとわかりやすくなります。

4月29日に書かれている2つの暦注は、国立国会図書館の「日本の暦」で意味を確かめられます。血忌日(ちいみび)は血に関係したことを忌む日で、鳥獣の殺生や手術などに凶とされていました。復日(ふくび)は、巳の日と亥の日にあたる重日と同じく、吉凶ともに重なる日です。重日について同じ資料は、吉事を行えば吉事が、凶事を行えば凶事が重なると説明しています。

天赦日はどうやって決まる?

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天赦日の日付は、毎年なんとなく決まっているわけではありません。季節と日の干支という2つの決まりから計算できるので、仕組みがわかると一覧表の見え方が変わります。

季節ごとの日の干支で決まる仕組み

国立国会図書館の「日本の暦」によると、天赦日は百神が天に会合し、天が万物を許す日で、万事にわたって吉とされる日です。四季によって日が変わり、春(立春〜立夏)は戊寅(つちのえとら)の日、夏(立夏〜立秋)は甲午(きのえうま)の日、秋(立秋〜立冬)は戊申(つちのえさる)の日、冬(立冬〜立春)は甲子(きのえね)の日と表にまとめられていました。TSUKIYOMIも、四季と日の干支の組み合わせで決まるため年に5〜6回程度しかない、と説明しています。

ここでいう季節は、カレンダーの3月・6月といった月の区切りではなく、二十四節気の立春・立夏・立秋・立冬で分けたものです。日の干支は、十干(甲・乙・丙…)と十二支(子・丑・寅…)を組み合わせた60通りが1日ずつ順にめぐるもので、同じ干支の日は60日に1回やってきます。1つの季節はおよそ90日あるので、決まった干支の日は1つの季節に1回か2回しか入りません。

国立国会図書館の「日本の暦」の六十干支の表では、甲子が1番目、戊寅が15番目、甲午が31番目、戊申が45番目です。十干の戊は「土の兄(つちのえ)」、甲は「木の兄(きのえ)」と読みます。同じ資料によると、十干はもともと日を10日のまとまりで数えるための呼び名で、10日を一旬と呼び、上旬・中旬・下旬の3つの旬で1か月になるため広く使われていました。干支の60通りが一巡すると還暦になる、とも説明されています。天赦日が年に5〜6日しかないのは、この組み合わせのためです。

国立国会図書館の表は区切りを「立春〜立夏」のように書いていますが、TSUKIYOMIなど暦サイトの多くは、立夏の前日までを春とする書き方をしています。TSUKIYOMIは、吉日の判定は流派や暦の解釈によって1日前後することがある、とも注意していました。節気が始まる日をどちらの季節に入れるかで扱いが分かれることがある、ということです。国立国会図書館の「日本の暦」には、二十四節気はその年によって1日程度前後することがある、とも書かれています。立夏が5月5日ごろの年もあれば6日の年もあるので、毎年その年の暦要項で日付を確かめる必要があるわけです。2027年は、これから見るように境目の近くに天赦日の候補がないので、どの書き方でも同じ6日になります。

国立天文台の暦要項を見ると、立春は太陽黄経315度、立夏は45度、立秋は135度、立冬は225度の時刻として示されています。4つの季節の区切りは、太陽の位置から決まっているのです。

国立天文台の節気で確かめた2027年の6日

では、実際に2027年に当てはめてみましょう。国立天文台が令和8年2月2日に発表した令和9年の暦要項によると、2027年の立春は2月4日、立夏は5月6日、立秋は8月8日、立冬は11月8日です。日の干支は、60日ごとに同じ干支がめぐる規則から日付を数えて求めました(2000年1月7日を甲子の日として計算し、福カレンダーが載せている各日の干支と一致することを確かめています)。

暦要項の発表のされ方にも決まりがあります。国立天文台によると、国民の祝日のうち春分の日と秋分の日は「国民の祝日に関する法律」に具体的な日付が書かれておらず、前年2月の官報に暦要項を載せることで発表しています。2027年の春分の日は3月21日、秋分の日は9月23日で、3月21日が日曜日のため3月22日は休日になると暦要項に記されていました。

春(2月4日〜5月5日)の戊寅の日は、2月28日と4月29日の2回です。次の戊寅は6月28日ですが、5月6日の立夏を過ぎているので夏に入り、天赦日にはなりません。夏(5月6日〜8月7日)の甲午の日は5月15日と7月14日で、次の9月12日は立秋の後なので外れます。秋(8月8日〜11月7日)の戊申の日は9月26日だけでした。その前の7月28日はまだ夏、後の11月25日は立冬を過ぎて冬になるためです。冬(11月8日〜翌年の立春)の甲子の日は12月11日です。その前の10月12日は立冬より前の秋なので数えません。

年の初めの冬の期間も見ておきます。2027年1月1日から立春の前日までに甲子の日があれば天赦日になりますが、甲子の日は2026年12月16日の次が2027年2月14日で、2月14日は立春を過ぎているため春に入ります。空こよみの表でも、2026年の最後の天赦日は12月16日でした。こうして数えると、2027年の天赦日は2月28日・4月29日・5月15日・7月14日・9月26日・12月11日の6日になり、暦サイトの一覧と一致します。どの日も節気の境目から1週間以上離れているので、区切り方の違いで日付が変わる心配もありません。

暦要項には時刻まで載っていて、2027年の立春は2月4日10時46分、立夏は5月6日2時25分、立秋は8月8日2時27分、立冬は11月8日0時39分(いずれも中央標準時)です。立夏が5月6日の未明にあたるので、5月5日のこどもの日までは、まだ春の扱いになります。

秋の天赦日の9月26日は、暦要項では秋分(9月23日15時02分)の3日後です。冬の12月11日は、大雪(12月7日17時38分)と冬至(12月22日11時42分)の間にあります。手帳に書き込むときは、こうした節気と並べておくと、季節の中での位置がつかみやすくなります。

暦注としての天赦日を知っておこう

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天赦日のような「吉日」は、暦の中でどんな位置づけのものなのでしょうか。国の機関が公開している資料を見ると、信じる・信じないとは別に、暦の文化として理解しておけることがいくつかあります。

暦注の三段と明治改暦、凶日と重なる日の考え方

国立天文台の暦Wikiによると、暦注とは暦に付された、日の吉凶などを示す注釈のことです。暦注は記載される位置から上中下の三段に分けられ、上段には干支、中段には十二直、下段にはその他の吉凶が書かれていました。天赦日は、この下段に書かれる暦注のひとつです。暦注を配当する方法は撰日法(せんじつほう)と呼ばれ、中国から伝来した大唐陰陽書などがもとにされている、とも説明されています。

同じ暦Wikiには、明治改暦の際、中下段の暦注は迷信に過ぎないとして廃止された、と書かれていました。国立天文台が毎年発表している暦要項にも、二十四節気や雑節は載っていますが、天赦日のような吉凶は載っていません。つまり、天赦日の日付は国が定めているものではなく、国立天文台が発表する節気の日付をもとに、昔からの決まりに当てはめて暦サイトなどが計算しているものです。この記事で国立天文台の資料を使っているのも、節気の日付を確かめるためです。

明治改暦そのものの経緯は、国立天文台の暦Wiki「明治維新と太陽暦」に書かれています。明治5年(1872)11月9日に改暦が布告され、明治5年12月3日を明治6年1月1日として太陽暦に切り替えました。布告からわずか20日あまりでの改暦で、太陰太陽暦による明治六年暦はすでに販売されていたそうです。旧暦の併記は明治42年暦まで続き、明治16年暦からは神宮司庁が暦を頒布するようになったとも書かれていました。

一方で、暦Wikiは、暦注は干支や節月などをもとに規則的に定められているので、断片的な情報から暦日を推定するヒントになる、とも紹介していました。国立国会図書館の「日本の暦」でも、暦の下段に書かれた吉凶として、天赦日のほかに慶事によいとされる天恩日、万事に吉とされる母倉日(ぼそうにち)、造作によいとされる月徳日(げつとくにち)、すべてに大いに吉とされる大明日(だいみょうにち)などが並んでいます。吉凶を信じるかどうかとは別に、昔の人が日々の予定を暦と照らし合わせてきた文化として眺めると、天赦日の見え方も少し変わってきます。

2027年は、天赦日6日のうち2日が仏滅です。福カレンダーの記事では、六曜は江戸期に広まった新しい暦注で、序列としては古い暦注下段の天赦日が上に置かれ、仏滅は打ち消されると読むのが一般的だ、という見方が紹介されていました。ただし、これは暦注を読む側の考え方のひとつです。

六曜が広まった時期について、国立国会図書館の「日本の暦」は、14世紀ごろに中国から伝えられ、広く行われるようになったのは幕末以降だと説明しています。天赦日のような下段の暦注に比べて、六曜が暦に定着したのは新しい時代だということは、公的な資料からも確かめられるわけです。結婚式や大きな行事のように家族や周りの人の考えが関わる予定では、六曜を気にする人がいるかどうかも含めて相談しておくと、後で気まずくならずに済みます。

凶日と重なる日について、福カレンダーは7月14日の三隣亡・受死日、9月26日の不成就日を挙げたうえで、財布なら「買う日」と「使い始める日」を分ける考え方を紹介していました。たとえば9月26日に買って、使い始めは別の吉日にする、といった組み立て方です。吉日和は、重なりは暦の上の事実を並べたもので、重なるほど良いという意味づけはしていない、と明記していました。重なりをどこまで気にするかは、自分がどの暦注を大事にしたいかで決めればよい、ということですね。

暦サイトの多くは、天赦日の効果について断定していません。TSUKIYOMIは、伝統的な暦注であり、科学的な根拠や効果を保証するものではないと書き、空こよみも、暦注はその日に何かが起きることを示すものではなく、予定を考えるときの参考のひとつとして使ってほしいとしています。吉日和も、「吉とされる日」を示すもので結果を約束するものではない、と注記していました。新しいことを始めるきっかけや、気持ちを切り替える目印として使うくらいの距離感が、暦と付き合いやすい方法かもしれません。

2027年の天赦日を予定に生かすには

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日付と仕組みがわかったら、実際の予定に落とし込んでみましょう。天赦日は年に6日しかないので、早めに手帳やカレンダーに書いておくのがいちばん確実です。

手帳やアプリへの書き込み方と、予定の組み方

天赦日は日付が年によって変わるので、毎年確認が必要です。市販の手帳やカレンダーには、六曜や吉日が印刷されているものもあります。吉日が載っていない手帳を使っている方は、この記事の6日を一度に書き写しておくと、1年分の見落としを防げますね。

スマートフォンで予定を管理している方は、暦サイトの購読機能も使えます。吉日和は、2026〜2028年の天赦日を終日の予定としてカレンダーアプリに表示できる購読用のURLを公開していて、Googleカレンダーなら「他のカレンダー」から「URLで追加」で登録できると案内していました。TSUKIYOMIも、一粒万倍日・天赦日・寅の日を終日の予定として読み込める吉日カレンダーのファイルを用意しています。どちらも吉日を目立たせるための機能なので、受死日や不成就日まで見たい場合は、各サイトの一覧もあわせて確認しておきましょう。

書き込むときは、日付だけでなく曜日と重なる暦注も一緒にメモしておくと便利です。たとえば「7/14(水)天赦日・一粒万倍日、三隣亡・受死日も」「9/26(日)天赦日・一粒万倍日、不成就日も」のように書いておけば、あとで予定を決めるときにもう一度調べ直す手間が省けます。2026年の天赦日も、空こよみによると12月16日(水)がまだ残っていて、一粒万倍日と重なる日です。年内に何か始めたいことがある方は、こちらもあわせて手帳に入れておくとよさそうです。

2027年の天赦日は、2月28日(日)、4月29日(木・昭和の日)、5月15日(土)、9月26日(日)、12月11日(土)と、6日のうち5日が土日祝日にあたります。家族そろっての買い物や神社へのお参り、家の中の片付けや模様替えなど、平日にはしにくい用事を合わせやすいのが2027年の特徴です。4月29日はゴールデンウィークの始まりの時期でもあるので、旅行や外出の予定と重ねて考える方もいるでしょう。

平日にあたる7月14日(水)は、天赦日と一粒万倍日が重なる日です。ただ、前の項目で見たとおり三隣亡と受死日も同じ日に書かれているため、福カレンダーのように「買う日と使い始める日を分ける」考え方を取り入れる人もいるようです。仕事の都合で平日に動けない方は、無理にこの日に合わせず、休日の天赦日を選ぶという方法もあります。

役所への届け出や銀行の手続き、お店の予約などは、天赦日かどうかとは関係なく、受付の日時が決まっています。土日祝日は窓口が休みのところも多いので、手続きを伴う予定は、天赦日に合わせる前に受付時間を確かめておくのがおすすめです。

役所については、法律で休みの日が決まっています。行政機関の休日に関する法律の第1条は、日曜日と土曜日、国民の祝日に関する法律に定める休日、12月29日から翌年1月3日までを行政機関の休日とし、執務は原則として行わないと定めていました。2027年の天赦日で言えば、2月28日・4月29日・5月15日・9月26日・12月11日の5日は、国の行政機関の窓口が原則として開いていない日にあたります。届け出をその日付にしたい場合は、休日の受付方法を事前に窓口へ問い合わせておきましょう。

2027年の天赦日、5つのポイントをおさらい

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最後に、ここまでの内容を5つのポイントにまとめます。手帳に書き込むときのチェック用に使ってください。

1つ目は日付です。2027年の天赦日は2月28日(日)、4月29日(木・昭和の日)、5月15日(土)、7月14日(水)、9月26日(日)、12月11日(土)の全6日で、天赦日が大安に当たる日はありません。2つ目は重なる日です。一粒万倍日と重なるのは7月14日・9月26日・12月11日の3日で、2月28日と4月29日は寅の日とも重なります。

3つ目は、同じ日にある凶日です。7月14日は三隣亡と受死日、9月26日は不成就日とも重なります。4つ目は決まり方。立春・立夏・立秋・立冬で分けた季節ごとに、戊寅・甲午・戊申・甲子の日が天赦日になり、2027年は国立天文台の節気の日付に当てはめても6日になります。5つ目は付き合い方です。天赦日は明治改暦で廃止された暦注下段の吉日で、結果を約束するものではありません。予定を考える参考として、上手に使ってみてくださいね。

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