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占いや開運の予定を立てるとき、季節の節目を知っておくと、一年の流れがぐっとつかみやすくなります。立春や春分、夏至や冬至といった二十四節気、そして節分や彼岸、土用などの雑節は、カレンダーや占いの話題でもよく出てくる言葉です。
この記事では、国立天文台暦計算室が令和8年2月2日に発表した「令和9年(2027)暦要項 二十四節気および雑節」と、同じく暦計算室の「こよみ用語解説」をもとに、2027年の二十四節気の日付と時刻、7つの雑節の日付をまとめます。後半の手帳やカレンダーへの書き込み方は、この記事の提案です。
※日時は暦要項に掲載されている中央標準時です。占いの考え方や、節目の日の過ごし方には流派や地域によってさまざまな説があります。占いの結果は楽しみの一つとして受け取ってください。
二十四節気と雑節とは?
二十四節気は太陽の位置で決まる
国立天文台の「こよみ用語解説」では、二十四節気は日本や中国で伝統的に用いられる季節の目印で、各節気は太陽黄経(視黄経)の値によって定義されている、と説明されています。たとえば、春分は太陽黄経が0°となる瞬間、秋分は太陽黄経が180°となる瞬間です。
太陰太陽暦(旧暦)では、各月や閏月を割り振る基準とされていた、とも書かれています。全体を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けて、節気(せっき)と中気(ちゅうき)を交互に配している、とされています。
雑節は二十四節気を補う目印
同じ用語解説では、二十四節気を補う季節の目印が雑節だ、と説明されています。土用、節分、彼岸、八十八夜、入梅、半夏生、二百十日の7つが紹介されています。
正月節と正月中
こよみ用語解説の一覧では、立春は「正月節」、雨水は「正月中」、啓蟄は「二月節」、春分は「二月中」というように、それぞれの節気に旧暦の月と、節気か中気かが添えられています。たとえば夏至は「五月中」、冬至は「十一月中」、小寒は「十二月節」、大寒は「十二月中」です。占いや暦の本で「節入り」という言葉を見かけたら、この節気のことを指している場合があるので、使っている本の説明もあわせて確かめてみてください。
「瞬間」なので時刻がある
二十四節気は、太陽黄経がその値になる「瞬間」で決まるため、暦要項には日付だけでなく時刻も載っています。占いで節目の時刻を気にする人は、日付と一緒に時刻も確かめておきましょう。
| 用語 | こよみ用語解説の説明 |
|---|---|
| 二十四節気 | 太陽黄経の値で定義される季節の目印 |
| 節気と中気 | 4つの季節をそれぞれ6つに分け、交互に配している |
| 雑節 | 二十四節気を補う季節の目印 |
2027年の二十四節気
国立天文台の「令和9年(2027)暦要項」に掲載されている、2027年の二十四節気の日付と時刻(中央標準時)です。説明は、こよみ用語解説によります。
春の二十四節気
| 名称 | 太陽黄経 | 日時 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 立春 | 315度 | 2月4日 10時46分 | 寒さも峠を越え、春の気配が感じられる |
| 雨水 | 330度 | 2月19日 6時33分 | 雪や氷が溶けて水になり、雪が雨に変わる |
| 啓蟄 | 345度 | 3月6日 4時40分 | 冬ごもりしていた地中の虫がはい出てくる |
| 春分 | 0度 | 3月21日 5時25分 | 太陽が真東から昇って真西に沈み、昼夜がほぼ等しくなる |
| 清明 | 15度 | 4月5日 9時17分 | すべてのものが生き生きとして、清らかに見える |
| 穀雨 | 30度 | 4月20日 16時18分 | 穀物をうるおす春雨が降る |
夏の二十四節気
| 名称 | 太陽黄経 | 日時 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 立夏 | 45度 | 5月6日 2時25分 | 夏の気配が感じられる |
| 小満 | 60度 | 5月21日 15時18分 | すべてのものがしだいにのびて天地に満ち始める |
| 芒種 | 75度 | 6月6日 6時26分 | 稲などの(芒のある)穀物を植える |
| 夏至 | 90度 | 6月21日 23時11分 | 昼の長さが最も長くなる |
| 小暑 | 105度 | 7月7日 16時37分 | 暑気に入り梅雨のあけるころ |
| 大暑 | 120度 | 7月23日 10時5分 | 夏の暑さがもっとも極まるころ |
秋の二十四節気
| 名称 | 太陽黄経 | 日時 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 立秋 | 135度 | 8月8日 2時27分 | 秋の気配が感じられる |
| 処暑 | 150度 | 8月23日 17時14分 | 暑さがおさまるころ |
| 白露 | 165度 | 9月8日 5時28分 | しらつゆが草に宿る |
| 秋分 | 180度 | 9月23日 15時2分 | 秋の彼岸の中日、昼夜がほぼ等しくなる |
| 寒露 | 195度 | 10月8日 21時17分 | 秋が深まり野草に冷たい露がむすぶ |
| 霜降 | 210度 | 10月24日 0時33分 | 霜が降りるころ |
冬の二十四節気
| 名称 | 太陽黄経 | 日時 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 立冬 | 225度 | 11月8日 0時39分 | 冬の気配が感じられる |
| 小雪 | 240度 | 11月22日 22時16分 | 寒くなって雨が雪になる |
| 大雪 | 255度 | 12月7日 17時38分 | 雪がいよいよ降りつもってくる |
| 冬至 | 270度 | 12月22日 11時42分 | 昼が一年中で一番短くなる |
| 小寒 | 285度 | 1月5日 23時10分 | 寒の入りで、寒気がましてくる |
| 大寒 | 300度 | 1月20日 16時30分 | 冷気が極まって、最も寒さがつのる |
小寒と大寒は、暦の上では冬の節気ですが、2027年の暦要項では1月に掲載されています。2027年の1月5日が小寒、1月20日が大寒です。
2027年の7つの雑節
暦要項に掲載されている2027年の雑節です。説明は、こよみ用語解説によります。
1. 土用
立春・立夏・立秋・立冬の前、約18日間で、暦面には土用の入りが示されている、とされています。2027年の土用の入りは、1月17日 17時46分、4月17日 14時36分、7月20日 6時37分、10月21日 0時10分です。
2. 節分
立春の前日で、季節の分かれめのことであり、もとは四季それぞれにあった、とされています。2027年は2月3日です。
3. 彼岸
春分または秋分の前3日から後3日まで、それぞれ計7日間で、暦面には彼岸の入りが示されている、とされています。2027年の彼岸の入りは、3月18日と9月20日です。
4. 八十八夜
立春から数えて88日目で、晩霜への注意とされています。2027年は5月2日です。
5. 入梅
夏至の約10日前で、梅雨の季節とされています。2027年は6月11日 11時50分です。
6. 半夏生
夏至の約10日後で、田植えを終える目安とされています。2027年は7月2日 10時49分です。
7. 二百十日
立春から数えて210日目で、嵐の多い季節とされています。2027年は9月1日です。
| 雑節 | 2027年の日付(暦要項) |
|---|---|
| 土用(入り) | 1月17日、4月17日、7月20日、10月21日 |
| 節分 | 2月3日 |
| 彼岸(入り) | 3月18日、9月20日 |
| 八十八夜 | 5月2日 |
| 入梅 | 6月11日 |
| 半夏生 | 7月2日 |
| 二百十日 | 9月1日 |
暦の入梅と天気の梅雨入り
暦の入梅は、太陽黄経80度で決まる季節の目印です。実際の天気の梅雨入りは地域によって異なり、暦の日付とずれることがあります。雨の備えや外出の予定を決めるときは、お住まいの地域の気象情報を確かめてください。
手帳とカレンダーへの書き込み方
ここからは、国立天文台の暦要項をもとにした、この記事の提案です。
4つの立と2つの至・2つの分から
24個すべてを書き込むのが大変なら、まずは立春・立夏・立秋・立冬の「四立」と、春分・秋分・夏至・冬至を書き込んでみましょう。季節の大きな区切りが見えるだけでも、一年の流れをつかみやすくなります。
時刻もメモしておく
占いで節目の時刻を大切にする人は、日付の横に時刻も書いておきましょう。たとえば2027年の立春は2月4日の10時46分です。手帳の欄が小さければ、付箋に書いて貼っておく方法もあります。
色分けで季節を見る
春は緑、夏は赤、秋はオレンジ、冬は青など、季節ごとにペンやマスキングテープの色を変えると、ページをめくったときに季節の移り変わりがひと目でわかります。
前の年の手帳にも書いておく
2027年の小寒は1月5日、土用の入りは1月17日と、年明けすぐに節目がやってきます。2026年の手帳の最後のページや、年末年始の予定欄に、2027年1月の節目を先に書き込んでおくと、新しい手帳に切り替える前でも見落としにくくなります。
雑節は暮らしの予定と一緒に
節分の豆まき、彼岸のお墓参り、土用の入りなど、雑節は暮らしの行事と結びついているものも多くあります。家族の予定を立てるときに、雑節の日付も一緒に書き込んでおくと便利です。行事の過ごし方は地域や家庭によって違うので、自分の家のやり方を大切にしてください。八十八夜や半夏生など、普段はあまり意識しない雑節も、カレンダーに書いておくと季節の話題のきっかけになります。家族や友人との会話に、季節の言葉を一つ添えてみるのも楽しいものです。季節の節目ごとに、部屋の飾りや身につける色を少し変えてみるのもおすすめです。小さな変化が、季節を感じるきっかけになります。
| 書き込むもの | この記事の提案 |
|---|---|
| 四立と二至二分 | まずはこの8つから |
| 時刻 | 日付の横や付箋に |
| 季節 | 色分けでひと目で |
| 雑節 | 家族の行事予定と一緒に |
二十四節気のよくある質問
2027年の立春はいつ?
国立天文台の暦要項では、2027年の立春は2月4日 10時46分(中央標準時)です。
2027年の節分はいつ?
暦要項では、2027年の節分は2月3日です。こよみ用語解説では、節分は立春の前日とされています。
2027年の春分と秋分は?
春分は3月21日 5時25分、秋分は9月23日 15時2分です。
夏至と冬至は?
夏至は6月21日 23時11分、冬至は12月22日 11時42分です。
2027年の二十四節気を一年の目印に
2027年の二十四節気は、1月5日の小寒から12月22日の冬至まで、太陽の位置で決まる季節の目印です。立春は2月4日、節分は2月3日。7つの雑節も合わせて手帳やカレンダーに書き込み、一年の節目を楽しんでみてください。
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